田舎暮らし日記

イタリア


イタリア


今日からベネチアで~す。
ベネチアに行ったらゴンドラに乗りたい、って思ってたんだけど、このよく映画とかで見かけるゴンドラ、それはすごく高かった。
はっきりとは覚えてないけどその頃日本円で1万円ぐらいじゃなかったかなあ?
とにかく貧乏な旅行をしてる私たちには、とても高価で乗れなかったのだ。

で代わりに乗ったのは、大きい水路だけを通ってる渡し舟(ちょっと違うか?)、まあそのベネチアの街の主要な場所を走っている船でした。
まあこれでも十分楽しめたかな。

13


ベネチアのカーニバル

ベネチアに行ったのは9月だったと思うんだけど、着いて3~4日後にカーニバルがあると知りました。
でそれを見るために、2~3日の予定だったベネチアに4~5日滞在したんじゃなかったかな?・・・はっきりした日にちは覚えてないけど。

そのカーニバルは、2月だっけかな?に行われるあの有名な仮面を付けたり・・・のカーニバルとはまた違うけど、何艘ものボートが水路を走り、この写真がその様子です。
かなりのイタリア人もやって来て、宿はどこもいっぱい。
これは何のカーニバルだったのかなあ?

14


今日もベネチア、サンマルコ広場です。
なんだか写真が傾いてるぞ~!
最近気付いたんだけど、どうも私の撮ってる写真は右上がりに傾いた写真が多い。
今頃気付いてもね~、もう何年も前のことなのに・・・(笑)。

15


今日はベネチアの楽しい迷子の話。
楽しい迷子ったって、迷子がいた訳じゃなくって、私が迷子を楽しんだ話。

泊まっていたリアルト橋近くの宿からサンマルコ広場まで、ここはメインの大通りを回って歩けば30分ぐらいだったかなあ?そんなに遠い距離ではない。
先日も書いた水路を通る渡し舟みたいな交通機関もある。
でもここをわざわざ細い路地に入っていって、どんどん迷子になる。
それがとっても楽しいのだ。

ベネチアの細い路地はそれはもう複雑なのである。
複雑だけなら他の場所でもかなりすごい所もあるけど、ここは橋がからむからすごい。
どんな風にすごいのかと言うと、橋の上から隣の橋の所に行きたいと思う、でもそれがそう簡単には行けないのである。
なんだか見えてても行けない、そう言う場所なのだった。

路地を入って行くといろんな発見が・・・。
小さな教会やいろんなお店、もちろん地図には載っていない(路地自体地図はない)。
カーニバルがある日まで暇な私は、毎日のように迷子のお散歩を楽しんだ記憶がある。

ベネチアでそんな暇な時間を楽しむ人も少ないと思うけど、機会があったらぜひお薦め。
ベネチアは、またそのうち行ってみたいなあ。

ベネチアの街の眺めで~す。
昨日の写真のサンマルコ広場の塔の上から撮りました。
ベネチアにあって上れた高い場所はここだけだったかな。

16


本日はカプリ島です。

カプリ島はローマからもう少し南、ナポリとかソレントから船で渡れるリゾートの島、と言ってもビーチは無いんですけど(笑)。
なんだかこうインパクトのない写真ですが、カプリ島にはあのパスタの名で知られる「青の洞窟」があるのです。
と言うことでご紹介。
明日は青の洞窟・・・かな?

17


ところで、この「青の洞窟」のパスタが発売されるより前に私はここに行ったことがあって、日本でその名前を聞いた時、実はあんまりピンと来なかった。
なぜパスタの名前が「青の洞窟」なんだろう?
ここを観光しても、はっきり言ってあまりパスタを連想させる景色は無かった。
だから今一つこの名前からは、パスタの食欲をそそられない。
そう思うのは私だけ?

今日は「青の洞窟」の入り口の手前、の写真です。
「載せるな!そんな写真」、と思わず言われちゃいそうですが・・・(笑)。

青の洞窟、それは洞窟の中に入って、中で外からの光が水に差し込んでとってもきれいなブルーで・・・それがネーミングの由来?(勝手な想像です)かと思いますが、すみません、写真はありません。
中はね、かなり暗いのですよ。
その日の天気とか時間とか、そう言うのももちろん関係があって・・・それに中に入るのも、何時でも入れる訳ではないのです。

この写真の左側の少し大きなボートにまず行って、そこから小さなボートに乗り換えて・・・だったと思います。
写真右側の岩の側面に穴が開いてて、そこからボートのまま入ります。
だから波の高い日、潮の干満の時間によっては入れません。
私が行った時もボートの底に、小さくなって張り付いてその穴を通り抜けた記憶があります。
中側はけっこう広い洞窟、天井もけっこう高かったような・・・。
その頃「潜る」、なんてこと想像もつきませんでしたが、水の中は深かったのかな?

実は思っていたほど青くはなかったのですが、ベストな時のブルーは素晴らしいのでしょうね。
それでも岩に空いた穴から差し込む光がとってもきれいなブルーで・・・、もしサイパンのグロットに潜ったことある方がいたら、ちょっとあんな感じのブルーかな。
洞窟の中は入れ替わりでそんなに長くは居られませんでした、ちょっと残念!
まあでも写真の様に、外でどんどんお客さんが待っているのでしょうがないかもね。

18


今日はローマのバチカン市国で~す。

この景色は、サン・ピエトロ寺院の大きなドーム型の天井の上から撮ったもの。
ちなみにここに登る階段、ドームの天井と壁面に沿って階段が付いていて登り難い。
天井と壁が傾いてて、しかも上に行くほど狭くなる。
でも上から見る景色はやっぱり気持ちいい。

19


これはバチカン市国の門番。
お洋服が面白いでしょ!
私から見るとなんだかお笑いなんだけど、もちろんマジな顔して立ってます。
近くに行って撮りたかったけど、それもちょっと悪いかなあって・・・。

これ見て思い出すのは、漫画「エロイカより愛をこめて」。
知ってるかなあ?
すごい面白くて笑えた昔の漫画、こんなお洋服の登場人物が出てました。

20


パレルモ

パレルモと言うのはシチリアにあります。
マフィアで有名な町だっけ?
でもそんなに恐くはなかったような・・・。
木の奥側に見えるのがヌォーヴァ門。

21


この時イタリアに行ったのは3月だったんだけど、なんだか雨ばかり降っていた。
10日間ぐらい行ってる間ほとんど一日一回は雨。
季節の変わり目で天気が悪かったようだ。
南イタリアって言えば真っ青な青空の似合う町、って私は思うんだけどなあ・・・。

これはパレルモにあるパラティーナ礼拝堂。
イタリアはドイツとは違い石造りの重厚な建物が多い。
でもこうやってイタリアの写真アップし始めると、やっぱ確かにドイツの方が写真栄えする建物が多いかなあ・・・。
この写真、傾いているのが気になるが、スナップ写真は他の人に撮ってもらったのが多いのでしょうがない。
見難い画像ですみませ~ん。

22


パレルモにあるモンレアーレの修道院の回廊(キオストロ)。

23


パレルモの海、もちろん地中海で~す。
この時は3月、とても寒くて海水浴は出来ませんが(笑)、地中海もなかなかきれい。
以前イタリアに行った時は、カプリ島で海水浴しましたよ。

24


ところで今日は、カタコンベのお話。

パレルモでは、驚くべき数の、見せるために作られたミイラを見学しました。
カタコンベと言うのはお墓?(すみません、はっきりとした意味は??)なのですが、私はフランスとイタリアでそれを見ました。
日本人の発想でいくと死んでから自分の白骨とかミイラを飾ってみんなに見てもらう、なんて発想はとてもありませんが、カタコンベは一般の観光客の入場を受け付けています。

このパレルモで見たカタコンベ以前には、パリで見た地下の教会?に飾ってある白骨の数々、まあこれは完全な白骨なのでそんなにびっくりはしませんでしたが、このパレルモのはすごい。
どうすごいかと言うと、とっても生々しいミイラなのですよ。

このカタコンベは生前、そのお墓に入りたい人が申し込んでおいて、死後そこに飾られる人たちもいる、と聞きました。
飾られてるお部屋は職業別であったり、子供の部屋があったり。
職業別のお部屋のミイラは、ちゃんとその当時の服を着て飾られています。
また、そこの女の子のミイラ(50年ぐらい前のもの)は、かなり生々しく日本のクイズ番組にも出演してるのを見たことがあるので、知っている方もいるかも知れません。

総数、どのぐらいあったのでしょうか。
何百体以上、何千体だったかも知れません。
とにかくいくつもの部屋に、所狭しと飾られています。
私はさすがに写真を撮る気にはなれませんでしたが、外国人の方たちはお墓の中で平気で写真を撮ってる方も・・・。
確か午後3時からの入場なので、お墓の中は幸いにも人がいっぱい。
私は一人じゃとても恐くて、そんなところにいられません。

でも死んでからも、きれいに着飾ってみんなに見てもらう。
それも良いのかも知れませんね。

ちなみに私が今まで見たミイラの中でここはやっぱすごいとは思いましたが、気持ち悪さナンバー1は中国で見たミイラです。
あれはミイラと言うよりホルマリンづけ、なんか真っ白でもう生々しいなんてもんじゃない。
確かガラスケースみたいなのに入ってて、真上から見学出来るようになってました。
ああ・・・思い出しただけで気持ち悪い。

これはアグリジェントの神殿の谷にあるジュノーネ神殿です。

25


これも昨日と同じ、アグリジェントの神殿の谷にある遺跡、コンコルディア神殿です。

26


シラクーサの街角で・・・雨だったなあ、この時も。

27


今日はイタリアの食べ物のことを少し。

イタリアで食べた物で思い出に残るのは、私的にはやっぱり「ピザ」かなあ。
もともとピザは大好きなのだ。
特に美味しいと感じたのはローマだったかなあ?
街角で売ってる切り売りのピザ。
生地が厚めのあの長方形に切って売ってくれるピザ、あれが最高!
美味しかったなあ~。
歩いててお腹が空くとすぐ食べてた(笑)。

あとパスタはペペロンチーノとポモドーロ、これも麺がとても美味しい。
ただイタリアで言うパスタは、一皿目の料理でメインの料理とは違うから、日本のみたいにそれにいっぱい物が入ってる、って言うのとは少し違ってたように思う。
私は一皿めの料理には、パスタかリゾット、もしくはスープを頼むことが多い。
これにはあまり「はずれ」がない(と私は思う)。
で二皿めで肉料理か魚料理を。

だいたいイタリアの食事って、ちょっとしたレストランに行くと、一皿め、二皿め、それにサラダにパンにコーヒー、余裕があればデザートも・・・そう言う感じが多かったかなあ。
その頃まだ、「食べるのが至上の楽しみ」だった私は、毎日の様に満足いくまで食べ歩いていたのであった。
今でも・・・あの頃に戻りた~い(笑)。

これはシラクーサの考古学地区にある円形劇場です。

どこだったか忘れましたが、円形劇場の中で現地の小学生が合唱の練習をしていたのを聞いたことがあります。
ちゃ~んと音響よく、きれいに聞こえるんですよ。
遺跡の円形劇場の中には、もちろん今もコンサート会場として使われてるところもありました。

28


タオルミナ

ここはイタリアの屈指のリゾート地、あの「グラン・ブルー」の舞台になった町でもあります。
山の上からの眺めはとてもきれい。

29


今日はイタリアのリゾート地について少し・・・。
イタリアのリゾート地ってどうも山の上にあるらしい。
リゾート=ビーチ、を想像してた私にはどうもリゾート気分にひたれない。
まあこの時は3月だったからまだしも、真夏に行ったカプリ島(ここも有名なリゾート地)でも同様。
ここタオルミナもカプリ島も、いずれも山の上にリゾートがあるのだ。

イタリア人の考えるリゾートとは、どうやら山の上から素晴らしい景色を眺めながらプールに入る、どうもこう言うことのようだ。
下のビーチまで降りるにはバスだったり、ロープーウェイ(だったかな?)だったり、歩いてすぐ下りれるような場所ではない。
だからきれいな海でも海水浴してる人はあんまりいない。
プールサイドで日光浴、これがもっぱらイタリア人のリゾートのようだ。
あっ、でも地中海の他の島には行ったことがないので、もしかしたら違うかも・・・これは私の想像です。

私はこの頃まだ、ダイビングにそんなにはまってはいなかったので(もしかしたらライセンスも持ってなかったかも知れない)、今度行くことがあったら地中海の海の中も覗いてみたいなあ・・・。

これはタオルミナにある遺跡、ギリシャ劇場(テアトルグレコ)
晴れていれば、この遺跡の奥にはエトナ山の素晴らしい景色が見えるらしいのですが・・・。

30


今日のはこれと言った写真ではないのですが、私にとって不思議な村?だったので載せてみました。

一昨日、イタリアのリゾートは山の上にある、という話をしましたがこの写真の真ん中に見える村。
いったいどうしてこんな小さなスペースの崖の上みたいな所に、数多くの家が建っているのでしょうね?
いくら景色がいいと言ったって・・・う~ん、日本人の発想だと山の上に住むより下に住むって思うのですが、やっぱ国民性の違いなのでしょうか・・・?

31


アルベロベッロ

ここは私が南イタリアでいちばん行きたかった町。
この丸い円錐形のとんがり屋根(確かトゥルリって言ったっけ?)のかわいいお家、これが見たかったのだ。
でもこの屋根に書かれてる絵や屋根のてっぺんに付いてる飾り、これには確かいろんな意味があり、なんだか気味の悪いのもあったんじゃなかったかなあ・・・。
詳しいこと、あんまり覚えてなくてすみません。

32


昨日に引き続きアルベロベッロ。

このかわいいお家は、ほとんどが町のある一角にまとまっていました。
その様子がこれ。
夕方ホテルからここに散歩に行ってみたら、誰一人歩いてなくてこの感じ、ちょっと気味悪かったかな。
昨日も書いたけど、屋根のマークとか飾りには鳥の心臓(だったかなあ??ちょっとよく覚えてない)とか、実はかなり気味の悪いのもあったように思う。
宗教的なものだったかなあ?う~ん、すみません、よく覚えてなくて・・・。
まあでもかわいさばかりをイメージして行った私には、少しばかり違う印象を受けました。

そう言えばこの中には何軒かおみやげ物屋さんがあるんだけど、その中の一軒に日本人の女性がいたお店がありました。
結婚してこのアルベロベッロに住むようになったそうです。
日本語が通じるお店、と言うのでちょっぴり値段は高かったかも・・・。
ちょっとお喋りして、でも今も私のお部屋にあるこの円錐形のかわいいお家の置物を買いました。

33


またまた引き続きアルベロベッロ。
この写真はイタリアらしい一枚でお気に入り。
イタリアのこう言う景色にはなぜかお爺さんが良く似合う、と私は思うのですが・・・。

34


マテーラ

ここではサッシと言われる洞窟住居が見られました。
山の斜面の廃墟のような建物の中にはちゃんとお洒落なレストランもあります。
下の写真もたぶん洞窟住居だと思うのですが・・・。

見た目にはあんまり絵になる風景じゃあなかったかな。
世界のあちこちには洞窟に住んでる場所はけっこうあるようです。

35


36


アマルフィ

アマルフィはソレントからバスで1時間ぐらい行ったところにある小さな町です。
ソレントは「帰れソレントへ」(でしたっけ?)、歌の題名にもあるので聞いたことがあるかと思います。
アマルフィの海岸はとってもきれい、って聞いたことがあったので行ってみたのですが・・・。
その海岸はきれい・・・はきれいなのですが、すっごい曲りくねってて、リアス式って言うか、もうバスはジグザグに行ったり来たり。
車にも弱い私は大変な一時間でした。
ちなみにその海岸の絶壁の上には、イタリアらしい景色の良さそうなホテルも・・・。
で着いた所がこの小さな町でした。

37


アマルフィにあった教会。
イスラムの影響を受けた、とってもエキゾチックな教会でした。

38


次のページへ



© Rakuten Group, Inc.